札幌市西区平和にある歯科・歯医者 平和歯科クリニック
一般歯科、小児歯科、マタニティ歯科、矯正歯科、小児矯正歯科、予防歯科、訪問歯科、
むし歯治療、歯周病治療、インプラント治療、義歯(入れ歯)、
審美歯科、ホワイトニング、破折歯接着治療

月曜~金曜
9:30~19:00
土曜
9:30~14:00

日曜・祝日
年末年始は
休診

受付は診療終了時間の1時間前まで

ご予約・お問い合わせはこちら

011-667-6551

歯の豆知識

診療案内

平和歯科クリニック

診療内容

予防歯科・定期健診/小児歯科
マタニティ歯科/むし歯治療
歯周病治療/矯正治療・小児矯正治療
ホワイトニング
審美歯科・セラミック治療
入れ歯(義歯)/インプラント治療
破折歯接着治療/訪問歯科

診療時間

月曜~金曜9:30~19:00
土曜9:30~14:00

※日曜・祝日年末年始は休診
※受付は診療終了時間の1時間前まで

私たちと一緒に 当院で働きませんか?

2018.01.15
治療後におきる歯の神経の痛み

みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。

 

本日のテーマは『治療後におきる歯の神経の痛み』です。

 

歯の治療後には、痛みを伴うこともままあります。

例えば、わかりやすい例が抜歯ですね。

 

感染源を取り除いているわけではありますが、

身体にとっては傷を新たに作っていることになりますので、

一時的に痛みが出ます。

 

同様に、歯の治療では、病的でなくとも一時的に痛みが出る可能性があります。

病的要因でなければ、治療刺激による痛みは身体の正常な反応のひとつですので、

過度な心配は必要ありません。

 

歯の治療後の一時的な痛みにも、様々に場合分けがされますが、

今回は、

神経が残っている歯のむし歯をとったあと、しみる症状が出た

場合についてご説明してみます。

 

 

神経が残っている歯のむし歯をとって、

型どりやつめものをしたあと、

治療したはずなのに歯がしみるんですが、大丈夫?

というお問い合わせをいただくことがあります。

 

あまりに痛みが強い場合や、

神経が刺激を受けすぎている場合は、

神経をとってしまわなければならないこともありますが、

基本的には、しばらくするとしみる感じは自然とおさまってきます。

 

 

◆痛みが起きるのはなぜ?

 

治療前より刺激が神経に伝わりやすい状況になるため

むし歯の治療は、むし歯を削ってすべて取り切るのが現在も主流です。

削った分だけ神経に近くなりますので、

外からの刺激が内部の神経に伝わりやすい状態になっています。

 

修復材料の金属が刺激を伝えやすいため

金属は、特に熱刺激をよく伝えます。

神経に近くなった上に、熱を伝えやすい材料で修復すると、

刺激はさらに伝わりやすくなります。

 

 

◆じゃあ、自然に治るのはなぜ?

 

・歯は、神経(歯髄)を刺激から守ろうとして、

神経を取り巻いている象牙質を新たに作ります。

 

これを「第二象牙質」「二次象牙質」と呼びます。

 

この新しく作られる象牙質によって、

刺激が伝わりにくくなり、

痛みやしみる症状は徐々に落ち着いていきます。

 

 

厳密に言えば、神経との距離の問題だけでなく、

内部の構造的な変化が起こっていると言われていますが、

今回は割愛します。

おおよそこんなイメージだと思っていただければと思います。

 

 

外から見ると、歯はまったくの無機物に見えますが、

神経がある歯は”生きている”んですね。

 

むし歯は神経まで進んでしまう前に早めに治しましょう!

Copyright (C) HEIWA DENTAL CLINIC All Rights Reserved.