札幌市西区平和にある歯科・歯医者 平和歯科クリニック
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2018.02.18
神経が感染を起こしてしまった根の治療(感染根管治療)

みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。

 

本日のテーマは『神経が感染を起こしてしまった根の治療』です。

 

むし歯や歯周病が悪化すると、歯の神経(歯髄)が死んでしまうことがあります。

すなわち、歯髄が感染を起こしてしまっている状態です。

 

既に歯髄が死んでしまって、感染を起こしている根(根管)の消毒の治療を、

特に、感染根管治療と言います

 

 

この状態を放置すると、根の先から歯の周囲の組織(歯根膜)に感染が広がります。

歯根膜は、歯に加わる力を敏感に感じとる組織です。

 

この歯根膜まで感染が広がり、炎症を起こすと、

咬み合わせた時に痛みや違和感を感じたり、

歯が浮いたような感じが出ることが多くあります。

 

 

よく、「神経がないのに歯が痛むのですか?」とご質問を受けます。

冷たいものや甘いものがしみる、といった症状は、

歯髄が生きている場合に起きる感覚ですが、

歯髄が死んでしまったあとも、

上記のような咬み合わせの痛みや、

熱いものでじわーっと痛む、といった症状は、

歯根膜の痛みとして現れる可能性があります。

 

 

既に神経をとる治療を行った歯でも、

しばらくすると感染を起こしてくるケースもあります

 

かぶせものが合わなくなった隙間から細菌が入り込んでいたり、

新たにむし歯になったところから感染したり、

神経をとった時点で、複雑な根の消毒が不十分で、

感染の原因となることもあります。

 

 

根の周囲の感染を繰り返すと、

治療によって歯はどんどん薄くなり、

物理的な強度が低下します。

つまり、割れるリスクが増加します。

 

歯は、割れ方にもよりますが、

大きく割れてしまうと抜歯の対象になります。

 

また、感染が起こり続けると、

病巣が治癒しづらくなります。

 

細菌が集まる場所を袋状に作ってしまうと、

根の消毒だけでは病巣の治癒が不十分となり、

小手術が必要になります。

 

状態が悪ければ、そのまま抜歯とならざるを得ないこともあります。

 

 

まずは、神経をとらなければならなくなるまでむし歯を進行させないこと。

感染してしまった場合は、

中断せず、適切に治療をお受けになることをおすすめします。

 

 

 

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