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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
昨日は、当院歯科医師の伊藤先生とともに、札幌市内で行われた歯内療法(歯の根の治療)のセミナーに参加してきました。
歯の根の中は、外側から見る分にはわかりませんが、内部は複雑に入り組んでいます。
数多く行われる治療ではありますが、適切な処置を行うためには様々な知識や技術、専用の器具が必要になることもあります。
当院では、全国の歯科医院導入率約20%と言われるCTや、
導入率10%未満と言われるマイクロスコープ、
超弾性により曲がった根にも追従して清掃可能なNiTiファイルなど、
最新で、かつ有効とされている器具を導入して、
その使用方法や考え方を学ぶために多くのセミナーに参加しています。
私たちの努力が少しでもみなさんの生活の質向上につながりますように…
さて、本題です。
本日のテーマは『生活習慣病』です。
近年では”生活習慣病”という言葉はメディアでも多く取り上げられ、
一般的なものになりましたが、過去には”成人病”なんて言われていましたね。
がん、糖尿病、心臓病、高血圧などの全身疾患は、長い間の生活習慣の積み重ねがいろいろな要素と絡み合って起こる”生活習慣病”です。
読んで字のごとし、ですね。
同じように、むし歯や歯周病や歯の喪失にも、食生活やお口の手入れといった生活習慣が深く関係しています。
実際、”歯周病”は”生活習慣病”のひとつとされています。
ところで、お口の健康を考えた時、みなさんはむし歯や歯周病を気にされますよね?
しかし、その原因である歯垢(プラーク:細菌のかたまり、食べカスとは異なります)の正体はあまりご存じでないかもしれません。
歯垢(プラーク)は1mg中に約1~2億個の細菌や膿を含んでいます!
これを私たちは毎日飲み込んでいるわけです。
常に私たちの口の中には、口腔内常在菌が一定量存在しているので、数々の細菌を飲み込むこと自体は問題ではありませんが、
その細菌たちの中に、悪質な歯周病菌がいたり、細菌の数自体が増えすぎてしまうと、
身体に悪影響を及ぼすことはなんとなく想像に難くないのではないでしょうか?
近年の研究では、お口の中の細菌が血液や歯周組織から体内に入り込み、全身疾患の発病(特に糖尿病や感染性心内膜炎)に関係すると報告されています。
歯や口の健康と生活習慣とのかかわりを知り、適切な予防指導を受けて歯と口の健康を守りましょう。
< 生活習慣病のメカニズム >
長い間の生活習慣に、加齢、遺伝、外部環境などの要因が加わって発症する生活習慣病は、慢性的な病気です。
生活習慣をあらためることで発病を抑え、悪化を防ぐことができます。
【 日々の生活習慣を見直して、栄養バランスを整え、適度に運動し、適切に休息をとりましょう! 】
……そんなことは誰でもわかっているんですよね笑
それがなかなかできないから苦労するんです!!
かく言う私も、健康的な生活を送れているかと言うと……かなり怪しいです。
というか、相当に不健康ですね。
私は甘いもの大好きですし、食事もコンビニ弁当で済ませてしまったりということが多々あります。
すべてを完璧に過ごすことなんてまずできっこないことなんですが、
こと歯周病に関して言えば、ほぼ歯磨きだけで予防できると言っても過言ではありません。
完璧な歯磨きも、それはそれで相当難しい(歯科医療関係者でも100%はまずできていません)のですが、
今よりも少し意識して、今より一日2~3分頑張るだけでも、
将来ご自身の歯でおいしく食事をし続けられる可能性はぐっと高まります。
難しく考えず、まずはできることから始めてみるのはいかがでしょうか?