札幌市西区平和にある歯科・歯医者 平和歯科クリニック
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平和歯科クリニック

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2018.03.11
頬杖や横向き寝、うつ伏せ寝などの癖に注意!

みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。

 

本日は、北海道大学歯学部同窓会主催の講演会に出席してきました。

 

演者は、福岡県北九州市でご開業されている筒井照子先生。

全国的に有名な先生です。

 

演題は、”咬合治療~態癖と力のコントロール~”(一部略)

 

咬合治療というのは、読んで字のごとく、咬み合わせの治療のことです。

歯科医師や歯科衛生士による、歯科医院側が患者さんに対して行う治療です。

当たり前ですよね。

 

では、”態癖と力のコントロール”とは?

”態癖”とは、

普段無意識にしてしまう、頬杖、横向き寝、うつ伏せ寝、片側噛み、唇の巻き込みなどの癖

のことを言います。

身体に様々な悪影響を及ぼす習慣であることから、

”悪習癖”なんて呼ぶこともあります。

 

ネットで検索をかけると、歯科に関する記事しか上がってきませんね。

全身的な癖で身体に悪影響を及ぼすもの(足組みなど)もありますが、

”態癖”や”悪習癖”というのは、歯科特有の用語のようです。

 

では、悪影響とはなんでしょうか?

全身の骨格もそうであるように、

顔、頭の骨や、歯を支える骨も、

不適切に力をかけ続けると、徐々に歪んでいきます。

 

例えば、常に右側で頬杖をつく癖のある人は、

右側の顔の骨がくぼんでいきます。

 

さらに続けていくと、

顔の形が歪み、

身体に対する頭の位置までずれていきます。

 

すると、偏頭痛、肩こりなどに始まり、

不眠や精神不安定まで、その影響は全身に広がっていきます。

 

顔がゆがむと、歯の並びも変わっていきます。

歯が内側へ入り込んでしまうことで、

咬み合わせがずれてしまい、うまくかめなくなったり、

顎関節に痛みが生じたり、

口の中が狭くなることで、

舌を傷つけてしまったり、息苦しくなったりします。

 

 

そういった”態癖”をお持ちの方は、

歯1本1本だけに着目して治療を繰り返しても、

再び不調に陥ってしまうため、

まずはその原因を改善しましょう!

というお話でした。

 

私も、学生時代、講義でなんとなく聞いた記憶はありましたが、

ここまで重篤な影響を及ぼすものとは、

恥ずかしながら知りませんでした。

 

また、その”態癖”を改善するだけで、

お口の環境から全身の状態まで、

劇的に改善する可能性がある、とのことでした。

 

みなさんも、もし頬杖や横向き寝、うつ伏せ寝をしているようであれば、

ぜひ改善していただきたいと思います。

 

 

歯周病に関するお話の続きをする予定だったのですが、

本日聞いてきたお話をぜひお伝えしたくて語ってしまいました。

長くなったので、次回にしたいと思います。

 

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