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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
本日のテーマは『歯石の除去』についてです。
歯石の除去は、歯科医院で行う歯周病治療の中でも、
家庭での歯磨きとともにお口の中の環境を改善するために行う最も基本的な処置です。
専用の器具で、歯の頭や根の表面の歯垢(プラーク)、歯石、感染したセメント質を除去して、
表面を滑沢にし、再び付着しないようにします。
この処置によって、その後のメンテナンスが可能になります。
歯石の除去は、大きく二つに分けられます。
①歯ぐきより上の、歯の頭の周り(歯肉縁上といいます)の除去と、
②歯ぐきの中、つまり歯周ポケット内に入り込んだ部分(歯肉縁下といいます)の除去です。
①スケーリング
歯肉縁上の歯石を除去する処置をスケーリングといいます。
歯ぐきより上に出ていて目に見える部分についている歯垢や歯石、沈着物などを除去します。
基本的には、少なくとも2回にわけて行います。
②スケーリング&ルートプレーニング(SRP)
歯肉縁上に対して、歯肉縁下の処置をルートプレーニングといいます。
①のスケーリングと併せて、スケーリング&ルートプレーニングといいます。
歯ぐきに隠れて見えない部分、歯周ポケットの内部の、歯の根の面についている歯垢、歯石、沈着物、炎症を起こした不良な歯肉組織などを取り除いて、
根の表面をツルツルにすることで、再び汚れや細菌がつかないようにします。
歯周ポケットが深い部分に行いますので、麻酔が必要になることが多いです。
歯周ポケットが深い部分に、選択的に行いますので、
その本数が多い場合は、複数回かかります。
歯ぐきに炎症を起こしている部分に処置を行って、
歯ぐきの炎症がおさまってくると、
炎症によって腫れていた歯ぐきが引き締まってくることで
歯ぐきが下がり、歯と歯の間にすき間ができたり、歯が長く見えることがあります。
炎症が改善した証拠なので、病的なものではありませんが、
一時的に知覚過敏が生じる可能性がありますので、
強くしみる場合は遠慮なくご相談ください。