札幌市西区平和にある歯科・歯医者　平和歯科クリニック
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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥（にとり）です。

 

あたたかくなってきましたねー

５月下旬には、７月か？？と思うほど温かい時期がありましたが、

それ以来なかなか気温が上がらず、天気もすっきりせず…

という日が続きましたが、

ようやく安定し、北海道の夏らしくなってきました。

 

先日は神宮のお祭り？もあったようですし、

外に出るのが楽しみな季節ですね。

 

私は北海道生まれの北海道育ちですが、

寒いのも雪も苦手なので、春から夏にかけてのこの時期が一番ワクワクしますね。

 

本州以南の方々も、これから厳しい暑さを迎え、

北海道に避暑にいらっしゃる方も多いでしょうか。

 

冷たい飲み物やアイスなどもおいしい季節ですので、

歯がしみる！とお困りの方もいらっしゃるかもしれません！

 

むし歯でしみている場合もありますが、

むし歯でなく、歯ぐきが下がったり歯の根元が削れたりして

歯の神経が刺激を受けやすい状態になっていることによる、

いわゆる知覚過敏の場合があります。

 

 

さて、本日のテーマは、実は全く別の内容をお話ししようと思っていたのですが、

知覚過敏の話題が出ましたので、知覚過敏のお話をもう少ししようかと思います。

 

 

知覚過敏についての基本的なお話は、

2018年1月8日の記事で取り上げていますので、

そちらもご参照いただければと思います。

 

知覚過敏

 

 

1月の記事にもありますが、

知覚過敏には、症状を緩和するための塗り薬があります。

 

知覚過敏は、歯の大部分を構成している象牙質という組織の中にある、

歯の神経までつながる目に見えないぐらいの細い管（象牙細管）が、

外の刺激を歯の神経まで伝達することで起こると言われています。

 

歯の外側は硬い組織で覆われているのに、

つめたいものが触れたり、歯ブラシでこすったりすると何でしみるの？？

という答えがここにあります。

 

知覚過敏の塗り薬とは、この象牙細管という神経への通り道に蓋をしてふさいでしまったり、

痛みの神経伝達を妨げて痛み自体が伝わらないようにすることで

刺激を遮断し、知覚過敏が起こらないようにします。

 

 

塗り薬や、知覚過敏が起こりにくくする歯磨剤など、

製品は多岐に渡りますが、

参考までに当院で使用、販売しているものをご紹介しておきます。

 

 

・スーパーシール５秒

 

 

 

しみている部分にピンポイントで私たち歯科医療従事者が塗らせていただきます。

塗ってすぐはしみなくなりますが、

少しずつしみる感覚が戻ってくる方が多いです。

 

２～３回繰り返すことで、効果が表れる場合が多いですが、

残念ながらしみ続ける方もいらっしゃいます。

 

 

・MIペースト

 

 

 

ご自身で歯に塗っていただくものです。

市販もされていますが、

歯磨剤ではありません！

 

主な目的としては、歯磨きをした後に

ご自身で塗っていただくことで、

歯質を強化し、むし歯になりにくくするためのものですが、

歯の表面の脱灰（溶けることです）を防ぐことで、

知覚過敏を防ぐ効果も期待できます。

 

 

・Systema センシティブ

 

 

 

知覚過敏防止効果のある歯磨剤です。

普段の歯磨きにお使いいただくものです。

 

知覚過敏を防ぐ成分である、

硝酸カリウムと乳酸アルミニウムが配合されています。

 

 

 

その他にもいくつかありますので、

ご希望の場合は当院スタッフへお尋ねください。