札幌市西区平和にある歯科・歯医者 平和歯科クリニック
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2019.08.18
第3の歯科疾患 Tooth Wear(トゥース ウェア)

 

みなさん、こんにちは。

 

 

平和歯科クリニック歯科医師の伊藤です。

 

 

お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

 

 

さて、いきなりですがみなさんは歯に穴があいたり、

 

 

周囲の骨が溶けたりなくなってしまうのは、どうしてだと思いますか?

 

 

むし歯・・・?歯周病・・・?

 

 

どちらも正解です。しかし、そのほかにもう1つあるのです。

 

 

歯の表面をよく見ると、歯が溶けて歯質がなくなっている歯が見られることがあります。

 

 

でも、むし歯で穴があいている訳ではなさそうなことがあったりします。

 

 

いったい何が原因なのでしょうか。

 

 

そこで今日のテーマは「第3の歯科疾患」と呼ばれる「Tooth Wear(トゥース ウェア)

 

 

についてご紹介したいと思います。

 

 

Tooth Wear  = 歯がすり減る

 

 

という意味です。

 

 

ほとんどの方に大なり小なりあると言われています。

 

 

Tooth Wearは原因によって3つに分類され、磨り減った程度に応じて

 

 

修復治療(詰め物の治療)などが行われます。

 

 

< Tooth Wear の原因 >

 

 

①酸蝕(さんしょく)

 

 

細菌以外の酸によって歯質が溶かされることです。

 

 

原因は主に酸性食品スポーツドリンク胃酸などに歯がさらされることによります。

 

 

酸の強い食品によって歯が溶けてしまう酸蝕は、最も身近なTooth Wear です。

 

 

②咬耗(こうもう)

 

 

歯と歯が接触して磨り減ることです。かみ合う面が平らになっていることでわかります。

 

 

③摩耗(まもう)

 

 

  歯磨きをし過ぎるなど、かみ合うこと以外の原因で歯が磨り減ることです。

 

 

このような原因でTooth Wearが引き起こされます。

 

 

Tooth Wearが進行してしまうと知覚過敏などになってしまう方もいます。

 

 

冷たいものがしみる、歯磨きのときにしみる

 

 

など要注意です(※冷たいものがしみる場合、むし歯が原因である可能性もあります)

 

 

Tooth Wearの進行は緩やかなので、治療よりも症状を引き起こしている原因を

 

 

取り除くような生活習慣の改善や予防が重要になります。

 

 

酸蝕の場合、生活習慣との関連性が高いです。

 

 

次のようなことに注意するようにしましょう。

 

 

< 身近な酸蝕の予防法 >

 

 

時間を決めて食事をする:口腔内を長く酸性にしないために、だらだら食べない

 

 

酸性食品のとりすぎに注意する

 

 

食事後は口をゆすぐ:酸をできるだけ早く流して歯の脱灰を防ぎます

 

 

フッ素の利用:歯質を強化することで耐酸性を上げます

 

 

定期的に歯科でチェックを受ける:定期的なメインテナンスを行い、

 

 

治療介入が必要な場合は治療を行います。

 

 

いかがでしたか?ご存じだった方も、今回初めて耳にした方も、

 

 

誰もがなりうる疾患です。

 

 

Tooth Wearを進行させるような生活習慣がもしあった場合は、

 

 

今日から改善させて、ご自身の歯を守りましょう!

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