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みなさん、こんにちは!
平和歯科クリニック歯科医師の伊藤です。
院長の愛犬『ケンタッキー』ますます毛がもふもふです。
触る度にボリュームアップしています。
さて、本日は『乳歯のお手入れ』についてお話しようと思います。
乳歯がはえてからある程度大きくなるまで、
どのような方法で乳歯のお手入れをしたら良いのでしょうか。
時期ごとにお手入れの方法についてご紹介させていただこうと思います。
< 生まれてから >
まだ歯がはえていない時期は歯磨きの必要はありませんが、舌に白っぽいカスが溜まります。
食事をするので口腔内の汚れを取り除いてあげる必要がありますので、
ぬるま湯で湿らせたガーゼでカスを拭き取ってあげてください。
< 生後7~8か月 >
この時期に前歯が生えてきています。
歯の汚れは乳児のときと同じようにぬぐいます。かみ合う面を念入りにぬぐってください。
< 1歳を過ぎたら >
歯ブラシを持たせてまずは慣らしてみてください。
最初は嫌がるかもしれませんが・・・慣れて来たら保護者の方が磨いてあげましょう。
フッ素低濃度の子供用歯磨きジェルなども良ければ使ってみてください。
< 3~5歳ごろ >
乳歯が全部生え揃う頃です。
そろそろ自分で磨かせてみますが、まだまだ保護者の方の仕上げ磨きがメインです。
引き続き虫歯を作らないように、歯磨きを頑張りましょう!
※歯磨きはもちろん、おやつの与え方も注意が必要です(また別の機会に)
< 5~6歳ごろ >
毎食後、1日3回の歯磨きを習慣にしてください。
6歳ごろまでには、最初の永久歯(第一大臼歯)が生えてきます。
この歯は前回の「歯の豆知識」でお話した通り、歯並びやかみ合わせの基本になる歯です。
食べカスなどが溜まりやすいので仕上げ磨きも忘れないようにしましょう。
歯の溝が深い子には、必要に応じて『シーラント(予防処置)』を行います。
シーラントのお話も虫歯予防で大切なことなので、また今度お話したいと思います。
大体小学校中学年くらいまでに一人で歯磨きができるようにするのが目標です。
定期健診では磨き残しを染め出して鏡で見せ、
どのように磨いたら良いのかを確認しています(成人でも実施しています)。
お子さんにとっては、いずれ一人でしっかり磨けるようにするための大切な第一歩なのです。
どうでしたか?お子さんの仕上げ磨きの仕方などでお悩みの方は、
当院へ来院した際にお気軽にスタッフに聞いていただければと思います。
おすすめの歯ブラシや歯磨き粉なども一緒にご紹介いたします!