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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
前回は冒頭で、「夏の終わりが~」というようなお話をしましたが、暑さ再来ですね。
意外としばらく夏は続きそうです。
暑さに負けずにがんばっていきましょう!
さて、今回のテーマは『おくすりの飲み方・扱い方』についてです。
歯科でもおくすりの処方が必要になることが多くあります。
しかし、医科と比較してその種類は圧倒的に少ないです。
口腔外科となるとまた話は変わりますが…
歯科医院で処方されるおくすりは、大きく分けると、
1.腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる 「消炎鎮痛解熱剤」 いわゆる「痛み止め」
2.感染している細菌の活性を鎮める、数を減らす 「抗生剤」 いわゆる「化膿止め」
3.抜歯やケガ、口内炎などの傷には 「消毒うがい薬」や「軟膏」
などです。
おくすりは、飲み方・扱い方を守らないと、適切に効果を発揮できません。
市販薬や医科で処方されるおくすりも同様ですが、主な注意点をあげておきます。
1.指示通りに服用しましょう
・勝手な判断や飲み忘れなどで、薬の量や飲む時間、回数が変わると薬の効果がでません。
それどころか、かえって副作用が強く出たりすることもあり、危険です。
・飲み忘れたとき、2回分飲むのは危険ですので、やめてください。
忘れてしまって不安なときは、医院のものにおたずねください。
2.水またはぬるま湯で飲みます
・グレープフルーツジュースやお茶などで飲むと、薬が体内で効果を発揮できない性質に変化してしまうものもあります。
・アルコールは薬の作用に影響します。薬を処方されたらアルコールは控えてください。
3.他に薬を飲んでいるときは、必ず伝えてください
・他の病気で薬を飲んでいるときは、そのことを必ず伝えていただくようにお願いします。
飲み合わせの悪いものや量が多くなりすぎると危険です。
・市販の薬にも注意してください。勝手に飲んでしまうのは避けていただいた方がよいでしょう。
4.冷暗所に保管してください
・日光や高温で変質しますので冷暗所に保管してください。
・また、必要のない人が飲むと危険ですので、お子さんの手の届かないところに保管してください。
5.異常がありましたら、すぐに連絡してください
・じんま疹や湿疹、胃腸障害などの症状が出たときは、すぐに服用を中止し、歯科医院に連絡をいただきますようお願いします。
6.過去に処方されて残ってしまった古いものはお飲みにならないでください
・適切に保管されていれば、基本的に数か月は問題なくご使用いただけるものがほとんどです。
しかし、過去に処方されたものが残っている場合は、いつ処方されたものなのか正確にわからないことも多いと思います。
変質してしまったものは効果がなかったり、身体に害を与える可能性もありますので、服用を控えてください。
歯科に限ったことではありませんが、おくすりは用法・用量を守って、正しく服用しましょう!
不安に思うことがあれば、気軽にお声掛けください!