
保険治療は?
健康保険で行われる治療は、むし歯や歯周病によって損なわれた歯の機能を回復するために必要最低限の材料しか使用することができません。口は顔のなかで最も大切な部分の一つであり単に機能を果たすだけでは不十分な場合があります。
例えば、保険の白い歯は「硬質レジン」といってプラスチックの一種です。このため、何年かで口のなかの水分を吸って黄色く変色し膨張してしまいます。いずれやり直しの治療や費用が必要になります。また、奥歯の詰め物は銀色の金属しか選べません。つまり、決められた材料しか使えないのです。さらに、自分の歯と同じように噛めるインプラントは保険では認められていません。
もちろん保険治療でも一生懸命治療いたします。しかし、「ここまでやりたい!ここまでやらなければ最高の治療ではない!」と思いつつも「保険だとここまでしか出来ない」と妥協せざるをえないのが現実なのです。