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※受付は診療終了時間の1時間前まで
みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
札幌は今週天気が崩れ、一気に冬の様相を呈していますね…
本日の気温は最高7℃、最低4℃……
インフルエンザも既に流行り始めているようですし、
この時期は特に体調管理が大切ですね。
根雪まではまだ1か月ほど猶予がありそうですが、
お足元が悪くなると通院も大変になります。
致し方なくご予約をキャンセルされる場合は、
お早めにご連絡いただけると幸いです!
さて、本日のテーマは『定期チェックのおすすめ』です。
現在では掲げている歯科医院が増えてきていますが、
当院も”予防に重点をおいた診療スタイル”です。
まだ口腔内に関する知識が一般的でない時代には、
たくさんのむし歯、歯周病を患って、大勢押し寄せる患者さんたちを
とにかく”抜いて、削って”というのが、
多くの歯科医院の診療スタイルでした。
しかし、生活水準が向上し、インターネットの普及なども相まって、
歯科疾患に関する知識が広く認知される時代になりました。
現在では長年にわたってご自身の歯を多く残すことができるようになり、
お聞きになったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、
8020(ハチマルニイマル)の達成率も上がってきています。
※8020:80歳で20本以上の歯が残っている状態
そこで、むし歯や歯周病にならない、あるいはその進行を食い止めるのに
重要なのが”定期チェック(定期ケンシン)”です。
ちなみに、通常歯科のケンシンは”歯科検診”ですが、
当院ではあえて”歯科健診”としています。
言葉の定義は少しわかりづらいのですが、
”検診”は悪いところを発見すること
”健診”は良い状態を維持すること(健康であることを診断する)
です。
我々平和歯科クリニックでは、
定期ケンシンを、”悪くなった前提でそれを発見すること”よりも、
”今現在の良い状態を引き続き維持すること、より良い状態になること”
と定義づけています。
さて、閑話休題。
歯科では、治療終了後、一定期間を経過したころに、
お口の状態をチェックするご案内(リコール)を行います。
これは、プロによるチェックとケアを定期的に受けていると、
お口の健康が維持できることがわかっているからです。
< 定期チェックの効果は… >
最初に生えてくる永久歯(第一大臼歯、6歳臼歯とも)が、
将来どのような経過をたどっていくかを表したのが、
下の図です。
定期チェックと予防ケアを受けていると、
悪くなる前に病気が発見され、
必要以上に歯を削る必要がありません。
結果的に自分の歯をたくさん残すことができます。
定期チェックをしない場合は、治療したところが悪化して、
何度も治療を繰り返し、つめものがかぶせものになるなど、
以前よりさらに大きな治療が必要になります。
< 定期的なチェックとプラーク除去で予防を! >
むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石は、
定期チェックで歯についているものを一度全部除去して、
ご自身で日々のメンテナンス(歯ブラシなど)を頑張っていても、
とり切れていない部分が出てきてしまいます。
※ご自分でまったくメンテナンスを行わなかった場合、
1~2週間で初期の歯周病を引き起こします。
そのため、2~3か月に一度は全体的なチェックと、
プロによる清掃が必要になります。
特に、歯周病の方は、症状が一旦改善しても
少し放置するとすぐに悪化しやすく、
元の状態を回復するのはたいへんです。
定期チェック時にプラークを除去するプロフェッショナルケアを受けて、
むし歯や歯周病の発症や進行を予防しましょう!!