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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
本日のテーマは『院内感染の予防について』です。
最近ニュースで、歯科医院の器具使いまわしについて取り上げられていました。
これは5年ほど前にも一度広く話題になった内容です。
先日のニュースでは、
「5年前と比較すると減ってはいるが、
いまだに多くの歯科医院で歯を削る器具を滅菌せず使いまわしている」
という内容でした。
おそろしいですよね。
治療を受ける立場からすると、口の中に入れられる器具は、
「キレイになっていて当然だ」
とお思いでしょうから、
それが実はササっと拭っただけで使いまわされていたなんて、
考えたくもないことです。
当院では、歯を削る器具は使用後すべて滅菌にかけていますので、
ご安心ください。
院内にもその旨掲示してありますので、ご覧になっていただけると思います。
さて、テーマにもありますように、
器具の使いまわしによって何が一番問題になるかというと、
” 感染 ”です。
”院内感染”とは、感染症(肝炎、HIV、梅毒など)が院内で、
患者さんから患者さんへ、
患者さんから治療する人へ、
治療する人を介して他の患者さんへ、
うつってしまうことをいいます。
歯科治療は、鋭利な器具を使い、唾液や血液に触れる機会も多いので、
安全を守るために様々な対応が必要です。
● 使い捨て(ディスポーザブル)タイプを使用
コップやエプロン、拭き取りの紙ナプキンなど、
汚れるものや、直接口に触れるものは、
できるだけ使い捨てのものを使います。
● グローブやマスクの着用
患者さんの口に触れるときは、十分な手洗いのあと、
グローブとマスクをつけます。
特にグローブは、患者さんの口に直接触れるので、
他のものを触ったりしないように注意します。
● 水洗・洗浄と消毒
使い終わった器具は水洗い後、薬液で洗浄します。
これで細菌や微生物のほとんどが除去されます。
● 滅菌
高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)は、
高温高圧の蒸気で滅菌処理する装置です。
この装置で細菌や微生物を完全に死滅(滅菌といいます)させます。
● 環境への配慮
歯科治療では空気中に微細な粉じんなどが飛び散ります。
大型の空気清浄機や「口腔外バキューム※」などを使い、
院内が少しでも清潔な状態を維持できるよう配慮しています。
※ お口の外で使用する吸引装置のこと。
かぶせものや入れ歯の調整をお口の外で行う際に、
飛び散る削片を吸引します。