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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
雪、積もりましたね……
いきなりドカッと来てしまいました。
時期や気温を考えると、もう根雪かもしれませんね。
今日既に市内でも各所で自動車事故が多発しているようですので、
みなさんお気をつけてお過ごしください。
さて、本日のテーマは『口輪筋と健康』です。
”口輪筋”というのはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
読んで字のごとく、口の周りの筋肉、もっと言えば、唇の筋肉ですね。
唇周りの筋肉”口輪筋”の力が低下すると、口角が下がってきてしまいます。
これは加齢による生理的な変化に加えて、病的な要因で起こる場合もあります。
口輪筋の筋力低下は、肥満、脳血管障害の後遺症などによってもおこり、
その他にも、赤ちゃんの時の授乳方法の影響や、筋肉の未発達なども原因となります。
この口輪筋の力が、口だけでなく、全身の健康にも影響を与えていることが分かってきました。
口輪筋の力が低下すると、唇をしっかり閉じていることが難しくなり、
様々な悪影響が起こる可能性があります。
◆ お口の中の抵抗力の低下
唾液が蒸発して、口の中が乾燥することにより、
歯石がたまって歯周病も悪化し、口臭も強くなります。
これは以前口呼吸がテーマの記事でも取り上げました。
◆ のどの炎症や全身的な病気に
唾液の減少で殺菌作用が低下し、のどの粘膜が炎症を起こします。
時には炎症が全身へと広がり、大きな病気につながることもあります。
◆ イビキと無呼吸
睡眠中に口が開いてしまい、舌の根っこの部分が軌道をふさいで、
イビキや無呼吸を引き起こします。
~ 口輪筋を鍛えて、ハツラツとした表情に! ~
顔にはたくさんの筋肉(表情筋)があり、口輪筋とつながっています。
唇を閉じるトレーニングで口輪筋を強化すれば、表情筋も鍛えられて若々しい表情になります。
お口周りの筋肉トレーニング(口腔筋機能療法、MFT)については、
インターネット上でも具体的な方法について紹介されている記事もありますが、
詳しくは歯科医師におたずねください。