日曜・祝日
年末年始は
休診
受付は診療終了時間の1時間前まで
011-667-6551
予防歯科・定期健診/小児歯科
マタニティ歯科/むし歯治療
歯周病治療/矯正治療・小児矯正治療
ホワイトニング
審美歯科・セラミック治療
入れ歯(義歯)/インプラント治療
破折歯接着治療/訪問歯科
月曜~金曜 | 9:30~19:00 |
---|---|
土曜 | 9:30~14:00 |
※日曜・祝日年末年始は休診
※受付は診療終了時間の1時間前まで
みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
昨日は、東京にて行われた若手歯科医師向けの勉強会ガイダンスに参加してきました。
総勢1000名以上の若手歯科医師が全国から集まる大規模な勉強会で、
同世代のやる気ある歯科医師との接触は良い刺激になりました。
さて、本日のテーマは『誤嚥性肺炎』です。
肺炎は、日本人の死因の中でも年々増えているものですが、
高齢になるほど目立って増え始めます。
その多くが、誤嚥性肺炎によるものと言われています。
高齢になると食べたり飲み込んだりする機能が衰え、食事中にむせたり、
うまく飲み込むことができずに、
食べカスや唾液を誤って肺に入れてしまうこと(誤嚥)がよくあります。
誤嚥性肺炎は、こうした唾液や胃液と一緒に細菌が肺に侵入することで起こります。
抵抗力の衰えた高齢者や寝たきりの方などが発病するために、
繰り返すことが多いようです。
つまり、治療よりも予防することがとても重要になります。
◆ 誤嚥性肺炎予防と口腔ケア
飲み込む(嚥下)機能がこれ以上衰えないようにトレーニングすることと、
お口の中を清潔に保ち、細菌の数を減らすことが予防につながります。
このことを、口腔ケアと呼びます。
高齢者施設で行われた調査では、口腔ケアを受けたグループの方が
受けなかったグループより、誤嚥性肺炎の発症率が低かったという報告がなされています
特に介護者の方は、誤嚥性肺炎予防のための口腔ケアの重要性を理解していただき、
口を閉じたり、飲み込む機能のトレーニングやリハビリテーション、
歯磨きや舌の清掃などの指導を受けて、お口のお手入れに努めていただくことが大切です。