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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
本日のテーマは『メンテナンスの重要性』です。
歯周病の原因であるプラーク(歯垢)は、
バイオフィルムと呼ばれる特殊な膜を形成します。
このバイオフィルムは、排水溝のヌメリと同じく、
うがい薬ですすぐだけではとれません。
ブラシでしっかりこすって落とす必要があるわけですが、
どんなに時間をかけてしっかり歯ブラシをしても、
100%自分で取り除くのは非常に難しいことです。
歯と歯の間や、歯と歯肉の間、歯自体の深い溝、
歯の向きや位置によっては、頑張って歯ブラシを当てようと思っても
自分では当てられないところもあります。
また、バイオフィルムがしばらく停滞し続けると、
唾液の成分によって固められ、歯石となります。
歯石になるとブラシでこすっただけではとれません。
専用の器具でそぎ落とすか、
がっちり固まっている場合や量が多い場合は
微細な振動(超音波など)で破壊しなければなりません。
以上のことから、
普段からご自身でのケア(ホームケア)を頑張っていただくことに加えて、
歯科医院でのメンテナンスはどうしても必要になってきます。
歯周病の原因となるプラークは、
歯磨きだけでは完全に落としきれないため、
おおよそ12週間ぐらいで元のような状態になります。
そのため、1度プラークを除去しても
その後放置しておけば歯周病は再発、進行します。
歯科医院では、プラーク除去後一定期間が経過した患者さんに、
お口の状態をチェックし、プラークを除去するメンテナンスをおすすめしています。
このお知らせを「リコール」と呼びます。
歯科医院によっては「メンテナンス」「ケンシン」「リコール」など
呼び名が異なる場合がありますが、
基本的には同じ意味合いです。
定期的に診せていただくことによって、
歯周病、むし歯などの発症や再発を未然に防いだり、
早期に発見することができ、
治療が必要になっても、必要最小限で済ませることができるのです。