札幌市西区平和にある歯科・歯医者 平和歯科クリニック
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審美歯科、ホワイトニング、破折歯接着治療

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平和歯科クリニック

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2018.04.23
メンテナンスの重要性

みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。

 

本日のテーマは『メンテナンスの重要性』です。

 

歯周病の原因であるプラーク(歯垢)は、

バイオフィルムと呼ばれる特殊な膜を形成します。

 

このバイオフィルムは、排水溝のヌメリと同じく、

うがい薬ですすぐだけではとれません。

 

ブラシでしっかりこすって落とす必要があるわけですが、

どんなに時間をかけてしっかり歯ブラシをしても、

100%自分で取り除くのは非常に難しいことです。

 

歯と歯の間や、歯と歯肉の間、歯自体の深い溝、

歯の向きや位置によっては、頑張って歯ブラシを当てようと思っても

自分では当てられないところもあります。

 

また、バイオフィルムがしばらく停滞し続けると、

唾液の成分によって固められ、歯石となります。

 

歯石になるとブラシでこすっただけではとれません。

専用の器具でそぎ落とすか、

がっちり固まっている場合や量が多い場合は

微細な振動(超音波など)で破壊しなければなりません。

 

以上のことから、

普段からご自身でのケア(ホームケア)を頑張っていただくことに加えて、

歯科医院でのメンテナンスはどうしても必要になってきます。

 

 

● プラークは一定期間で元の状態に

 

 

歯周病の原因となるプラークは、

歯磨きだけでは完全に落としきれないため、

おおよそ12週間ぐらいで元のような状態になります。

 

そのため、1度プラークを除去しても

その後放置しておけば歯周病は再発、進行します。

 

 

● 再発防止のポイントはリコール

 

歯科医院では、プラーク除去後一定期間が経過した患者さんに、

お口の状態をチェックし、プラークを除去するメンテナンスをおすすめしています。

 

このお知らせを「リコール」と呼びます。

 

 

歯科医院によっては「メンテナンス」「ケンシン」「リコール」など

呼び名が異なる場合がありますが、

基本的には同じ意味合いです。

 

定期的に診せていただくことによって、

歯周病、むし歯などの発症や再発を未然に防いだり、

早期に発見することができ、

治療が必要になっても、必要最小限で済ませることができるのです。

 

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