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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
院内でも掲示しておりますが、当院平和歯科クリニックは今年の10月に移転予定です。
多少のご不便おかけする方もいらっしゃるかもしれませんが、
場所は大きくは変わりませんので、ご理解いただければと思います。
琴似発寒川沿いの、東光ストアさんの隣の隣、
今月着工し、工事が続いていますが、
工事と並行して内装等々の詳細な部分を決める打ち合わせを、
様々な関連業者の方々と連日行っています。
打ち合わせに来院して下さる業者の方々も、
新平和歯科をよりよいものにしようと多分に時間と知恵を貸してくださり、
感謝に堪えません。
我々も、みなさんの期待に応えられるように、
気持ちよくみなさんに歯科医療を提供できるような環境を
作っていきたいと思っています!
さて、本日のテーマは『歯肉が腫れてしまった時の処置』です。
少し限定的な話題となっています。
「歯肉が腫れる」主な原因は、細菌感染によるものです。
(歯周膿瘍、ししゅうのうよう、といいます)
細菌感染を起こすと、体の免疫が適切に働いていれば、
免疫機構が細菌に抵抗しようと炎症反応を起こします。
炎症反応を起こした部位には、免疫細胞や免疫細胞にやられた細菌の老廃物などがたまっていきます。
いわゆる”膿”がたまっている状態、
これが、「腫れる」理由です。
つまり、「腫れる」こと自体は、免疫が細菌をやっつけている証拠なので、
悪いことではありません。
むしろ、無理に押さえつけてしまうと治りが悪くなることもあります。
腫れて熱を持った部分を、保冷材などを当て続けて無理に冷やし続けることが
よくない理由がこれです。
しかし、いくら炎症反応自体が悪いものでないと言っても、
大きく腫れて強く痛む、といった症状を放置しておくこともできません。
なので、症状が強く出ている場合には、ある程度炎症をコントロールする必要があります。
具体的な方法として、
歯肉が大きく腫れて、表面に膿がたまっている場合には、
切開をして膿を出し、消毒と服薬で炎症をしずめます。
細菌感染を起こすルートは主に二つです。
・歯の周りから感染する(歯周病由来)
・歯の根の先から感染する(根の感染由来)
上記の方法で強い炎症を一時的にしずめたら、
細菌感染を起こしている原因の根本的な治療にとりかかります。
根本的な治療に関しては、別の記事にてご紹介させていただいていますので、
ご参照ください。
強い炎症反応を放置すると、歯の周りの骨が吸収し、
歯がぐらついて、しまいには抜け落ちてしまいます。
また、歯の周りだけでなく、首や顔まで腫れあがることもあります。
腫れ、痛みを感じた場合は、放置せずできるだけ早めの受診をおすすめします。