札幌市西区平和にある歯科・歯医者 平和歯科クリニック
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平和歯科クリニック

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2018.07.04
外科処置(抜歯、その他の手術)後のご注意

みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。

 

本日のテーマは、『外科処置(抜歯、その他の手術)後のご注意』です。

 

 

■ 出血について

 

止血用のガーゼは30分ほど強く噛んで傷口を押さえていただきます。

その後もしみだす程度の出血が続き、

唾液に血が混じる場合がありますが心配いりません。

 

口を強くゆすぐとかさぶたが剥がれて血が出やすくなります。

外科処置の当日一日は、なるべくゆすがないでください。

ゆすぐとしても、軽く含んで出す程度に控えてください。

 

・血が湧き上がるほどの量の多い出血が続く場合は、

清潔なガーゼを硬く丸めて傷に当て、再度30分程度強く噛んで押さえてください。

 

ご希望であれば、追加でガーゼを差し上げますのでお申し付けください。

 

 

■ 痛み・腫れについて

 

麻酔は3時間ほど効いています。

痛みが出た場合は痛み止めの薬を服用してください。

 

痛み止めの薬は飲んでから効果が出るまでに30分から1時間かかります。

痛み止めの薬を続けて服用する場合、間隔を6時間程度あけて服用してください。

 

痛み止めの薬は胃に負担がかかる場合があるので、胃痛の症状が出た場合は服用を中止してください。

 

喘息の既往がある方はご相談ください。

※痛み止めの種類によっては喘息発作を誘発する恐れがあります。

 

術後4~5日は腫れる場合がありますが心配いりません。

 

腫れると口を開きにくくなることがありますが、

傷が治るにしたがって回復します。

(概ね1週間~10日前後)

 

氷やアイスノンなどで冷やすことは避けてください。

無理に炎症を抑え込むと治りが悪くなることがあります。

基本は常温で安静にしてください。

(あまり辛いときは、濡れタオルを患部に当ててください。)

 

 

■ その他注意事項

 

・処方された抗生剤(化膿止め)は痛みの有無にかかわらず、すべて飲み切ってください。

 

・当日は夜更かし、飲酒、入浴(シャワーは可)はひかえて、安静にしていてください。

 

・術後2~3日の間は、食事はなるべく反対側を使うようにしてください。

 

・術後2~3日の間は、傷口の近くの歯磨きはしないでください。

 

内出血が青あざとなって現れる場合がありますが、10日程度で回復します。

 

 

■ 翌日以降について

 

基本、翌日に傷口の確認で消毒にいらしていただきます。

 

傷口を糸で縫い合わせている場合は、その後約1週間前後で抜糸を行います。

縫い合わせていない場合は、痛みなどなければそのまま自然と治癒するのを待ちます。

 

 

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