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みなさん、こんにちは。平和歯科クリニック歯科医師の似鳥(にとり)です。
本日のテーマは、『歯の移植』についてです。
◆ 歯の移植とは…?
むし歯やケガで歯を抜いたとき、抜けたところに自分の他の歯を
移植する治療、”歯の移植”治療ができることがあります。
歯の移植が成功するためには、歯の根をとりまいている歯根膜が
生きていなければなりません。
◆ どんなときに移植するの…?
主に、臼歯が1本失われたときに行います。
健康な親知らずがあれば、それを利用することがほとんどです。
※その他の歯も、条件が整えば利用することができる可能性があります。
例えば、右下の6番目の歯が抜けてしまったところへ、親知らずを移植します。
奥にある親知らずを、手前に移植しています。
上にある親知らずを、下に移植することも。
★ 他の歯を傷つけない、自家製インプラント!
手を加えるのは移植する歯だけで済むため、前後の歯にダメージがありません。
また、自分の歯なので身体の拒否反応もなく、他の歯と同じように咬むことができます。
保険診療の範囲内で治療できる、自家製インプラントと言えるでしょう。
※移植後のメンテナンスが非常に重要です。
確実な通院が可能でない場合は移植を行うことができません。
※元々病巣がある部分へ移植を行うため、確実な成功を保証することはできません。
その点はご理解いただければ幸いです。
冒頭に、歯根膜のお話を少しだけさせていただきましたが、
その他いくつもの条件が整った場合にしか適用できず、
残念ながら、おいそれと簡単に行うことができる治療法ではありません。
しかし、条件が整いさえすれば、
非常に有用な治療ですので、
成功の可能性が高いと判断させていただいた際には、
ご提案させていただくこともあるかと思います。
少し特殊な治療ではありますので、
何か不明点などありましたら、気軽にお声がけください!