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みなさん、こんばんは!平和歯科クリニック歯科医師の伊藤です。
連休いかがおすごしですか?今週は雨が降ったり寒かったりとしていますが、みなさん体調は大丈夫でしょうか。
今回は今すぐにできる「健康」にかかわることついてお話しようと思います!
突然ですが、お食事のとき何回噛んでいるか数えたことがありますか?
100回?200回?
ある大学生に協力していただいた実験結果をお見せしますね。
現代の食事は昔に比べてやわらかいものが多くなっており、食事時間がかなり短くなっています。
弥生時代の食事はどんなものだったかというと・・・
食事イメージ(http://www.yoshinogari.jp/ym/episode04/foods01.html)
お肉の塊に、木の実・・・これはすぐに食べられなさそうですよね。
こうやって比べてみると、現代の食事はかなりやわらかいものが多いということを改めて感じます。
さてここで「噛む」ことでどんな効果があるのかをご紹介しようと思います。
大きく分けて3つの良いことがあります。
①唾液の分泌量増加
②顎の骨の成長
③食べ過ぎ防止
順番に説明していきます。
①唾液の分泌量増加
「噛む」ことが刺激となって唾液が分泌されます。
以前の「歯の豆知識」でご紹介したとおり、
唾液がでることで虫歯予防や消化促進、口腔内の殺菌洗浄効果が期待されます。
唾液の働きについて、こちらからご覧になれます
https://heiwa-shika.com/knowledge/2019/02/03/%e5%94%be%e6%b6%b2%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%9f%e3%82%89%e3%81%8d/
②顎の骨の成長
よく噛むことによって顎の成長を促進し、歯が並ぶスペースが作られます。
そうすることで歯並びやかみ合わせが良くなります。
現代の子供たちの顎は小さくなってきており、これは先程お見せした
食事で噛む回数が減っていることと関係していると言われています。
噛む回数が減ることで顎の成長が阻害され、歯並びやかみ合わせに問題を抱えた人が多くなっているのです。
足を骨折してしばらく使わないでいると、使っていなかった方の足が細くなりますよね。
骨折して細くなってしまった足は、治って使っていくうちにまた戻っていきますが、顎の場合そうはいきません。
顎は身体の成長期が終わるころまで発達します(こちらはまた後日詳しくお話ししたいと思います)
噛めば噛むだけ成長するわけではないですが、噛まないと顎は成長しないのです。
③食べ過ぎ防止
噛むことで脳にある「満腹中枢(まんぷくちゅうすう)」という部分が刺激され、
よく噛むことで食べ過ぎを防止できます。
噛まずに飲み込んでしまうと消化が悪くなり、胃腸に負担がかかってしまいます。
また、噛むとお顔の周りの筋肉(表情筋)が鍛えられるので、小顔効果がありますよ!
お金をかけずにダイエット効果や小顔効果があるなんて、女性には嬉しいことづくしですよね!
(男性も嬉しい人、いますよねきっと!)
・・・いかがでしたか?
私たちが思っている以上に「噛む」ことは健康へとつながっていると思いませんか?
まずは1口30回を目標に、明日からのお食事で実践してみてください!
それでは、残りの連休も楽しんでくださいね!